2013-09-08から1日間の記事一覧

ブーメラン3-1上

ブ-メラン第三章 女性差別 (その1)上 「力」へあくなき渇望 愛が逃げて行く 「力」へのあくなき渇望は、 男性の魂を破壊する。 「力」を、夢中で追い求めているうちに、 いつのまにか、自分自身を見失う。 力を見せつけたい女性をも、同時に失う。。 力の…

ブーメラン3-1下

ブ-メラン第三章(その1)下 親しさ こんな状況で、 本当の親しさは可能だろうか?。 一緒にはいても、 競争意識を持って、妻より優れてると思ったり、 何かしら罪悪感があったり。 男らしさも、「にせもの」、 女に対する優越性も、「こじつけ」。 男が素…

ブーメラン3-2

ブ-メラン第三章(その2) 正面から対峙 母親の逆襲 私たちは、本来どのような人間で、あり得たのか? 遠い日に 本来の自分を、見捨てた これが、破壊性の原点である。 原因は、母親との関係にある。 しかし母親を責めても、意味がない。 彼女は、父親と子…

ブーメラン3-3

ブ-メラン第三章(その3) 男は女をほんとうに愛しているか 本当に愛しているのか 「おまえは、俺のものだ」 「所有したい」は、「力」の世界である。 「愛」は、分からない、「所有」が、大好きだ。 女性は、彼に「愛もどき」を施す道具となる。 「きみは…

ブーメラン3-4

ブ-メラン第三章(その4) 女性より男性が損なわれている 子どものウソ 自分を傷つける人に、 うまく立ち回るために、 自分は傷ついて、ずたずたのふりをする。 うつ病、ひきこもりなどの表現は、 大人をいらいらさせる。 目に一杯涙するなどの、だます行…

ブーメラン3-5

ブ-メラン第三章(その5) 褒める、褒められる 誉められたい 褒められると、 自分の「力」が約束されるかに見える。 男性は「強くある」ために、 褒めてもらいたい。 この褒め言葉は、「愛」ではない。 褒められることに依存すると、 おのずから真の愛を損…

ブーメラン3-6

ブ-メラン第三章(その6) いまにも見捨てられそうな感覚 所有は「力」か「愛」か 男の優越性という神話は、 「にせものの愛」を求めて三千里、 結局、憎しみの蜘蛛の巣につかまる。 男性神話は、 「褒められたい」「賞賛」という 「にせものの愛」を欲し…

ブーメラン3-7

ブ-メラン第三章(その7) 「男が偉い」の裏側 男たちは、その優越性について、自分でも疑っている。 力こぶなど見せて、肉体美を主張する男性こそ、 男性の優越性を、疑っている。 男性も、愛を求めている。 しかし力の世界で、まやかしの愛となる。 「男…

ブーメラン3-8-a

ブ-メラン第三章(その8)a 簡単にはまるカリスマたちのワナ カリスマは「偉い」か 英雄、独裁者、預言者、教祖、大統領・・・ 彼らは、本当に「偉い」か? 民衆の頂点に立ち、 心をつかんで離さないカリスマ。 「偉い」人たち、 特にカリスマともなると、…

ブーメラン3-8-b

ブ-メラン第三章(その8)b 憎しみの押し売り 「きみは間違っている、直ちに改めよ」 強い憎しみの、押し売り。 押し売りを受け容れて、服従すれば、 本当の自分はいなくなるが、 引き換えに、自分で人生を選ぶ苦労から、 解放されて楽になる。 憎しみの…

ブーメラン3-8-c

ブ-メラン第三章(その8)c グノーシス派の人たち 力の思想に抵抗した、グノーシス派。 約2000年前、キリスト教の、「異端」。 人間性は、力によって損なわれる。 僧侶、司教、信者間の階層制をなくし、 全ての信者を平等とした。 男女を平等とした。 「…

ブーメラン3-8-d

ブ-メラン第三章(その8)d 力の思想の原点 母親が、父親の力に、 支配されないで、 愛を、子どもに与えるのならいい。 母親が、夫の力の世界に、 捕まった囚人ならば、 逆襲として、 子供を利用するしかない。 母と子の接点は、 両親の力の張り合いの、 …