2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の自分への旅・目次

本当の自分への旅 *******遠い日の忘れ物 サブノート このサブノートによって 「希望」が生まれる可能性がある。******* ブ-メラン 目次 第一章 本当の自分 その一 本当の自分 ありのまま、いきいき生きる その二 お母さんと赤ちゃんの、すれ…

沖縄シュノーケル旅行

沖縄シュノーケル旅行 2013.09.22-25と 沖縄に、シュノーケル旅行してきた。 一日目 水納島 瀬底大橋を横目に、渡久地港から フェリーで15分 ささやかなビーチと 馬鹿にしていたが、 「何と、素晴らしい透明度!」 綺麗な沢山の、魚の遊泳が見えた。 二日目 …

ブーメラン6-上

ブ-メラン第六章 上 自己の探求 破壊性の繁殖 広く信じられていて、 あまりに当たり前に、 思われていることが、 実は、真実は、正反対のことがある。 とりわけ、善悪の判断は、 解釈や扱い方の都合によって、 全く違ったものになる。 歴史、特に戦争史を振…

ブーメラン6-下

ブ-メラン第六章 下 女性蔑視 「民衆は、実のところ 女性のようにか弱い・・・ いつでも喜んで・・・ 降伏する気でいる、女のようにね」。 女は馬鹿で、民衆は、女同様に馬鹿だと。 どうして、女性を蔑視するのだろう。 遠い日に、母親からの愛がなく、 支…

ブーメラン おわりに上

ブ-メランおわりに 上 反逆と適応 ジョージ・オーウェル、 子どもの無力感と失望の感情について 寄宿学校 「校長先生にぶたれたんだ。 だけど・・・痛いからって、 泣いてるんじゃないよ。 二回目だって、たいしたことは、なかったよ。 恐さと恥ずかしさで…

ブーメラン おわりに下

ブ-メランおわりに 下 権力者たち 自己嫌悪によって、 本来の自分は、 バラバラに分断されてしまう。 言うなりしかない、従順な自分を、 情けない自分として、 ますます嫌悪する。 本来の自己のない自分が、嫌になって、 いくら表面だけ、鞍替えしても、 そ…

ブーメラン4-上

ブ-メラン第四章(上) 「刺激」について 「刺激」は必須栄養素 生命は、活性を保って、生きるのに、 何らかの刺激を必要とする。 神経生理学者H・P・ロファルグ 子宮中の胎児や、生後間もない幼児など、 外的な刺激が、少ないとき、 REM睡眠(とそれに伴…

ブーメラン4-下

ブ-メラン第四章(下) 内的な流れ 単に表面的な、刺激や反応によってのみ、 「生きている」のなら、 自己破壊性は、避けられない。 うわべだけで、 自分の、創造性のための時間が、 まったく確保できない。 本当に、「生きる」ためには、 単に表面的に、 …

ブーメラン5-a

ブ-メラン第五章 a 母親にそっくりの娘 社会と私たち 「私たちの社会では、 こうすることになっている。」 社会は、慣習や規範を、 もっともらしい顔して、押し付けてくる。 「こういう、きまりだから」 社会は、勝手に、押し付けてくる。 こうして、子ども…

ブーメラン5-b

ブ-メラン第五章 b 途方にくれたビジネスウーマン 元気一杯で、成功を収めた、 ビジネスレディー四十歳。 やさしい男性に、出会った。 生まれて初めて、リラックスできた。 しかし、彼女がうち解けて、 自分の希望を、次々に伝えた途端に、 彼は引いてしま…

ブーメラン5-c

ブ-メラン第五章 c 母親にそっくりの娘 ある日、彼女は、怒って現れた。 「一体何を怒っているの?、 それとも何かを恐れているのかい」。 「怒っているって?・・・ そうかも知れないけど・・・ でも恐れてるですって? 恐れてなんかいないわ、私は誰も恐…

ブーメラン5-d

ブ-メラン第五章 d 母親とは異なった別の人 「まあ!別の人ですって! 何とまあびっくり。 デブの女どもの仲間に、 私が入りたがってるですって!。 『確かに』母親とは別の人だけど、 でもやっぱり・・・ 母と別の人に、なりたくないわ!」 それでも彼女…

ブーメラン3-1上

ブ-メラン第三章 女性差別 (その1)上 「力」へあくなき渇望 愛が逃げて行く 「力」へのあくなき渇望は、 男性の魂を破壊する。 「力」を、夢中で追い求めているうちに、 いつのまにか、自分自身を見失う。 力を見せつけたい女性をも、同時に失う。。 力の…

ブーメラン3-1下

ブ-メラン第三章(その1)下 親しさ こんな状況で、 本当の親しさは可能だろうか?。 一緒にはいても、 競争意識を持って、妻より優れてると思ったり、 何かしら罪悪感があったり。 男らしさも、「にせもの」、 女に対する優越性も、「こじつけ」。 男が素…

ブーメラン3-2

ブ-メラン第三章(その2) 正面から対峙 母親の逆襲 私たちは、本来どのような人間で、あり得たのか? 遠い日に 本来の自分を、見捨てた これが、破壊性の原点である。 原因は、母親との関係にある。 しかし母親を責めても、意味がない。 彼女は、父親と子…

ブーメラン3-3

ブ-メラン第三章(その3) 男は女をほんとうに愛しているか 本当に愛しているのか 「おまえは、俺のものだ」 「所有したい」は、「力」の世界である。 「愛」は、分からない、「所有」が、大好きだ。 女性は、彼に「愛もどき」を施す道具となる。 「きみは…

ブーメラン3-4

ブ-メラン第三章(その4) 女性より男性が損なわれている 子どものウソ 自分を傷つける人に、 うまく立ち回るために、 自分は傷ついて、ずたずたのふりをする。 うつ病、ひきこもりなどの表現は、 大人をいらいらさせる。 目に一杯涙するなどの、だます行…

ブーメラン3-5

ブ-メラン第三章(その5) 褒める、褒められる 誉められたい 褒められると、 自分の「力」が約束されるかに見える。 男性は「強くある」ために、 褒めてもらいたい。 この褒め言葉は、「愛」ではない。 褒められることに依存すると、 おのずから真の愛を損…

ブーメラン3-6

ブ-メラン第三章(その6) いまにも見捨てられそうな感覚 所有は「力」か「愛」か 男の優越性という神話は、 「にせものの愛」を求めて三千里、 結局、憎しみの蜘蛛の巣につかまる。 男性神話は、 「褒められたい」「賞賛」という 「にせものの愛」を欲し…

ブーメラン3-7

ブ-メラン第三章(その7) 「男が偉い」の裏側 男たちは、その優越性について、自分でも疑っている。 力こぶなど見せて、肉体美を主張する男性こそ、 男性の優越性を、疑っている。 男性も、愛を求めている。 しかし力の世界で、まやかしの愛となる。 「男…

ブーメラン3-8-a

ブ-メラン第三章(その8)a 簡単にはまるカリスマたちのワナ カリスマは「偉い」か 英雄、独裁者、預言者、教祖、大統領・・・ 彼らは、本当に「偉い」か? 民衆の頂点に立ち、 心をつかんで離さないカリスマ。 「偉い」人たち、 特にカリスマともなると、…

ブーメラン3-8-b

ブ-メラン第三章(その8)b 憎しみの押し売り 「きみは間違っている、直ちに改めよ」 強い憎しみの、押し売り。 押し売りを受け容れて、服従すれば、 本当の自分はいなくなるが、 引き換えに、自分で人生を選ぶ苦労から、 解放されて楽になる。 憎しみの…

ブーメラン3-8-c

ブ-メラン第三章(その8)c グノーシス派の人たち 力の思想に抵抗した、グノーシス派。 約2000年前、キリスト教の、「異端」。 人間性は、力によって損なわれる。 僧侶、司教、信者間の階層制をなくし、 全ての信者を平等とした。 男女を平等とした。 「…

ブーメラン3-8-d

ブ-メラン第三章(その8)d 力の思想の原点 母親が、父親の力に、 支配されないで、 愛を、子どもに与えるのならいい。 母親が、夫の力の世界に、 捕まった囚人ならば、 逆襲として、 子供を利用するしかない。 母と子の接点は、 両親の力の張り合いの、 …

ブーメラン2-1

ブ-メラン第二章(その1) 言葉の大嘘つき 「言葉」は人間の経験を、損なう 言葉にする事は、 暴力と並んで、 私たちの感覚を、損なう。 言葉は、「知性」だとしても、 ありのままの、 気持ちや感情を、伝えない。 言葉を、あまり優先すると、 現実の感覚…

ブーメラン2-2

ブ-メラン第二章(その2) 「科学もどき」 「科学優先」によって、切り捨てられるもの 「科学もどき」によって、 この世のすべてが、 説明できるという、思い上がり。 科学的な手法で、 何でも、処理できると信じた。 道徳的な価値とか、存在の意味とか、 …

ブーメラン2-3

ブ-メラン第二章(その3) あきれた研究 知らん振りの殺人事件 ラタネとダーレーの実験。 「傍観者の無関心」について。 夜、ソシアルワーカーの、 キティ・ジェノビーズさんが、 ある男に殺害された。 たった一人、助けようとした以外は、 他の、三十八人…

ブーメラン2-4

ブ-メラン第二章(その4) 感覚遮断と力の観念 真実に目を向ける 自分の、内的な感覚を、捨てる。 感覚へのアクセスが、妨げられて、 高度の「無感覚状態」におちいる。 このために、感情が、生まれない。 内面に手ごたえがあやしくなり、 さらに、外面へ傾…

ブーメラン2-5

ブ-メラン第二章(その5) そして、本当の私が失われた 「異議あり、異議あり」 会議で、しばしば、異議ありを唱える人は、 多少の危険を、孕んだ状態にあるといえる。 「あいつ、しょっちゅう異議ありって言うけど、 ちょっと、おかしいんじゃないの」など…

ブーメラン2-6-a

ブ-メラン第二章(その6)a 羨しきかな、芸術家と落ちこぼれ 文化と戦う芸術家たち 画一的で、個性のない世界から、私たちを救うのは、 芸術家か、「変わり者」『アウトサイダー』。 その創造性は、個性を損なう、 社会の束縛との、戦いである。 芸術家を、…